【2017年最新版】おすすめゲーミンググラフィックボードをGPU性能比較ベンチマークから考察

「グラボを新調したいんだけど、今買うならどれが良い?」

「おすすめのグラフィックボードが知りたいけど種類が多くて分からない!」

という人に向けて、主要な10種のグラフィックボード(GPU)の性能を比較したベンチマークから、様々な用途別でのオススメを考察していこうと思います。

グラフィックボード(GPU)とは

グラフィックボードとは、モニターに映像を鮮明に映し出すための機器となります。

実はCPUやマザーボードにも映像を処理する能力はあるのですが、性能が乏しくてPCゲームは動かない。グラフィックボードを搭載することで映像処理能力が高くなり、PCゲームも快適に動かせます。

もちろんドスパラなどのBTOメーカーが発売しているゲーミングPCと呼ばれる製品には、全てにグラフィックボードが搭載されています。

特にPCゲームは高画質なものがスタンダードとなりつつあり、ある程度は性能の高いグラフィックボードが必須となっています。

Mioni
性能の低いグラフィックボードを搭載している場合、最近流行っているゲームが重たくて十分に楽しむことができませんよね。

ゲーマー界隈でよく聞く「低スペック」「高スペック」という言葉は、一般的に搭載しているGPUの性能を指していることが多いです。つまりゲームを快適に楽しむ環境を整えるときにはグラフィックボードが最も重要な部品となります。

まとめ

  • PCにグラフィックボードを搭載することで高い映像処理能力を実現できる
  • 高画質なPCゲームでは性能の高いグラフィックボードが必須となる
  • グラフィックボードはPCスペックに直結する最も重要な部品

 

快適にゲームをプレイするためには

ゲームを快適にプレイできるか判断するとき、フレームレート(=fps値,1秒間に映像を何回描写するかを表している)がいくつ出ているかを参考にします。

一般的なモニターは1秒間に60回の映像描写に対応しています。このことから平均fpsが60以上を超えていれば快適なゲームプレイが可能となります。

Mioni
また144hzや240hzゲーミングモニターなど、1秒間に144回や240回の映像描写に対応している製品も。より良い環境を求める場合、ゲームで平均144fps以上出せる環境を整えてゲーミングモニターを導入することをおすすめ。

性能が低いグラフィックボードを搭載しているとスペック不足でフレームレートが著しく低下してしまい、性能が高いものではフレームレートを安定して出せます。

なお平均fps値が60を下回ると映像がコマ送りのように感じたりカクつきが気になってしまいがちです。逆に平均60fpsを超えていれば快適なゲームプレイが可能となります。

ですので平均60fps以上をひとつの基準として、必ずプレイしたいゲームを快適に行えるグラフィックボードを選ぶことが重要です。

 

主要グラフィックボードのベンチマーク

では早速、主要な10種類のグラフィックボードの性能を比較したグラフを見ていきましょう。

以下は海外ゲームメディア「PC Gamer」によって行われたベンチマークで、4種類の解像度でゲームタイトル15種のfps値を計測して平均したグラフとなります。

2014~2017年にリリースされたGPU全てでテストされており、このベンチマークによって計測された15のゲームタイトルでほとんどのゲームの基盤をカバーできるとのこと。

グラフは解像度によって4色に分けられています。以下の通り。

  • フルHD(1920×1080)中間画質
  • フルHD(1920×1080)高画質(最高画質に近い)
  • WQHD(2560×1440)高画質(最高画質に近い)
  • 4K(3840×2160)最高画質または高画質(ゲームによって異なる)
大多数のユーザーはフルHDのモニターを使用するかと思いますが、将来的にはWQHDや4K画質が一般的になっていくので、今から準備しておきたいところ。

しかし過去3年に発売された10種のグラフィックボードの中で最も性能の高いGTX 1080 Tiでも4K画質で平均59.4fpsと、4K画質では快適にゲームをプレイできると言い難いのが現状。

ですので、それなりに高いスペックを求めている方はフルHDやWQHDの高画質(グラフ内では青/オレンジ)値段重視でゲーム内設定を下げてもいいと考えている方はフルHD中間画質(グラフ内の黄色)を参考にしてみてください。

 

さて、全体的なグラフィックボードの性能の優劣が分かったところで、おすすめグラフィックボードを考察していきましょう。

  • 主要ゲームタイトルが最高設定で快適に動作する
  • 主要ゲームタイトルが中~高設定で快適に動作する
  • ほとんどのゲームタイトルが低設定で快適に動作する
  • 最低限の価格でそれなりにゲームが動作する
この4つの環境に分けて解説していきます。

 

主要タイトルが最高設定で快適に動作するグラフィックボード

とにかくハイスペックで快適なゲーミング環境を構築したい方には、現行グラフィックボードで最も性能の高いグラフィックボード「GTX 1080 Ti」か「GTX 1080」を導入することをおすすめします。

ただ、この2つのグラフィックボードにはかなりの性能差があります。

非常に高い値なのは間違いないですが、どの画質でも平均fps値に15~20の違いが出ています。

リフレッシュレート144hzのゲーミングモニターを導入してFPSなどで有利なゲームプレイをしたい場合、GTX 1080でも平均144fpsを下回ってしまうゲームが存在しているので注意しましょう。

価格も安定してきており「GTX 1080 Ti」が¥100,000以下、「GTX 1080」は¥70,000前後で購入できます。もちろん高価なグラフィックボードであることは間違いないですが…。

「GTX 1080 Ti」「GTX 1080」は高スペックを要求されるゲームをとにかく快適に動作させたかったり、とうぶんはPCやグラボを買い替えたくない方向けのグラフィックボードとなります。

とりあえず言えるのは、スペック不足でゲームが動作しないなんて悩みからは解放されます。お金を出してでもとにかく快適なゲーム環境を整えたい方には非常におすすめです。

個人的には、どうせ「GTX 1080」を買うなら数万円を足して「GTX 1080 Ti」を買います。ここまできたらとことんやってやろう、って精神です。

GTX 1080 Ti
GTX 1080

 

ほとんどのゲームが中~高設定で快適に動作するグラフィックボード

どのゲームも快適に楽しみつつ価格も抑えられる、現状で最もコストパフォーマンスの高い選択が「GTX 1070」を導入することです。

グラフでは6番目に位置する「GTX 1070」ですが、数年先のゲームでも問題なく動作させられる高性能なグラフィックボードとなっています。

フルHD中間画質で大体のゲームを130fps前後で動かすことができます。つまり高スペックを要求されるゲームでも設定を下げてしまえば144fpsも十分に狙える性能です。

さらに「GTX 1070」の価格は¥50,000前後と、高スペックを求めている人にとって最も費用対効果が優れているグラフィックボードだと言えます。

ベンチマークにも表記がある通り、最近になって「GTX 1070 Ti」というグラフィックボードが発売されています。こちらは1080と1070の中間性能を引き出すニッチな製品となっているのですが、値段が下がっておらず1080とほとんど変わらない状況。まだ”買い”ではないです。
GTX 1070

 

ほとんどのタイトルが低設定で快適に動作するグラフィックボード

もっとコストを抑えつつ最近のゲームを楽しみたいという方におすすめのグラフィックボードは「GTX 1060 6GB」「GTX 1060 3GB」です。

比較的軽めのゲームであれば問題なく最高設定で遊べますし、高スペックを要求されるゲームも設定を落とせば大体のタイトルで平均60fps以上は出せます。

さて、この「GTX 1060」ですが6GBと3GBでは全く別物のグラフィックボードと言えます。6GB版の最安値が¥30,000前後、3GB版は¥24,000前後となってており、その差は¥5,000~10,000ほど。

ベンチマークからも分かる通り、平均fps値では6GB版が約8%ほど上回っています。しかし、それだけではありません。

VRAMとはグラフィックのテクスチャ処理時に消費するメモリ量なのですが、それなりのスペックが必要な高画質のPCゲームでは3GB以上のVRAMはどうしても必要になってきます。

このVRAMが不足するとフレームレートが急激に低下する現象が起きます。つまりなかなかfps値が安定しなくなるということ。これはマズい。

プレイするのが高スペックを要求するゲームでありながら出費を抑えたい場合、迷わずに「GTX 1060 6GB」を選ぶことをおすすめします。最安値で¥5,000ほどの差ですが、それすら惜しいと思うとにかく価格重視の方は「GTX 1060 3GB」を選びましょう。

先のことを考えればVRAMは6GBでも厳しくなってきます。しかし「GTX 1060」を導入しておけばあと数年は前線のゲームタイトルも設定次第で問題なく遊べるでしょう。筆者的には6GB版がオススメ。
GTX 1060 6GB
GTX 1060 3GB

 

最低限の価格でゲームをそれなりに動作させられるグラフィックボード

極限まで価格を抑えながらゲームをそれなりに動かしたい場合におすすめなのが「GTX 1050 Ti」というグラフィックボードです。

販売価格は¥20,000を切ります。安いものだと¥16,000~17,000ほどで販売されており、非常に手が届きやすい価格となっています。

比較的軽いゲームであればサクサク動きます。Twitch視聴者人数ランキングから例を挙げるとすればLeague of Legends,Overwatch,Dota 2,Skyrim,CS:GOなどは快適です。

またCoD:WWII,PUBG,Fortnite,Destiny2などでも、設定を下げれば何とか60fps前後は出せます。(CPUの性能などその他の要因で届かない可能性もあります。)

重たいゲームは快適かそうでないかギリギリのラインでの動作となりますが、とにかく価格を重視したいのであれば「GTX 1050 Ti」は十分おすすめできる選択と言えます。

GTX 1050 Ti

 

まとめ:おすすめのグラフィックボード

ここまで各環境ごとにおすすめのグラフィックボードを紹介してきました。

まとめ

  • とにかく快適なゲーミング環境を求める方は「GTX 1080 Ti」「GTX 1080」
  • 出費も抑えつつ高いスペックが欲しい方は「GTX 1070」「GTX 1060 6GB」
  • とにかく価格重視でゲームを楽しみたい方は「GTX 1060 3GB」「GTX 1050 Ti」

ざっとまとめるとこのような感じになります。個人的におすすめのグラフィックボードは「GTX 1070」で、非常に高いコストパフォーマンスを誇っていると思います。

この記事がグラフィックボードの導入や換装を検討している方の参考になれば幸いです。

以上、おすすめゲーミンググラフィックボードをGPU性能比較ベンチマークから考察でした。

参考:PC Gamer

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