この記事ではおすすめのゲーミングマウスを紹介します。
「このゲーミングマウスは万人受けする」と言われているが自分には全く合わなかった、という経験をした人は少なくないはず。
ゲーミングマウスはPCゲームの操作において重要な役割を担います。キーボードやコントローラーなど他の入力機器との決定的な違いは、マウスそのものを動かして操作するという点です。そのため、合う合わないが顕著に出やすいのです。
当サイトでは、これまで190種類以上のゲーミングマウスを検証してきたので、その膨大なデータをもとに多くの選択肢を提供します。
動画で見る (2024/12/24更新)
おすすめのゲーミングマウス比較一覧表 (2024/12/24更新)
おすすめのゲーミングマウスを一覧表にしました。横スクロール、検索、並び替え、フィルター機能に対応しています。
おすすめのゲーミングマウス (2024/07更新)
以下の内容はまだ2024年12月版にアップデートされていないのでご注意ください。
1位:Razer Viper V3 Pro

総合力が高いゲーミングマウスで、個人的にはニュースタンダードだと思っています。迷ったらこれを選んでおけば間違いないです。
形、軽さ、クリック感、コーティングなど、しっかりと作り込まれていて使い心地がいいです。
ViperシリーズはV2からV3で形状が刷新されました。至るところに高低差やカーブがあってフィットしやすく、かつ自分に合った持ち方を探れるゆとりもあります。また、本体重量54gと十分に軽いので、他のマウスからの乗り換えでも使いやすいです。
世界基準だとミディアムサイズでも、日本人の基準だと少し大きいのがネック。小さめのマウスを好む人や、手が小さめの人にとっては大きすぎるかも。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 も同じく総合力の高いゲーミングマウスとして名が挙がりますが、左右クリックがあまりに固いのが難点です。このマウスのボタンは並みくらいの固さで押しやすいので、使いやすさはこちらに軍配が上がると思います。
使い心地がいいだけでなく性能もトップクラス。とても完成度の高いゲーミングマウスです。
2位:WLmouse Beast X 8k

最近出てきたメーカーのマウスとは思えないほど作り込まれています。最新の8kシリーズになって抜けが無くなった印象です。
ミディアムサイズで、本体重量はたったの39g。クリック感も素晴らしいです。
マグネシウム合金のシェルはとにかく頑丈です。穴が大きいので気になる場合はグリップテープで対策しないといけません。
Finalmouse Ultralight Xはこのマウスと同じ形と重さで、もっと穴が小さくて持ちやすいのですが、シェルが薄くて普通に握っただけでたわむのが難点です。たわみは対策のしようがありませんが、穴はテープで埋めればいいので、こちらの方が使い心地が良いという結論に至りました。
性能もトップクラスで、1000hz~8000hzどのポーリングレートでもクリック遅延が約0.3msと非常に小さいです。
3位:Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2

前作の G PRO X SUPERLIGHT と形が同じで重量も3gしか変わらないため一部で酷評されていますが、スペックシートでは分からない性能面で大幅なアップグレードを果たしています。特に大きな変更点が、独自の光学式スイッチを採用したことでチャタリングを起こす可能性が無くなったこと。この影響でクリック遅延も約0.2msと小さくなり、現状、ワイヤレスマウスの中では最も高速です。(XLAT v1.4.0で計測)
また、このマウスは高ポーリングレート設定時のバッテリー持ちに優れています。ポーリングレート1000hzで96時間、2000hzで55時間、4000hzでは約42時間持続します。ケーブル差し込み口もUSB Type-C端子に変更され、ワイヤレスマウスとしての使い心地が向上しています。
クリックボタンが非常に固いのが難点です。柔らかいボタンよりもオンオフはハッキリと感じられますが、ボタンを押すたびに指先に力が入るので、マウスを浅めに持ったり脱力気味で操作するという人はエイムに悪い影響を及ぼす可能性があります。
4位:Ninjutso Sora V2

つかみ持ち向けの左右対称マウスが好みで、軽さを追求したいならこれ。プラスチック 穴無しのシェルでたった39グラムしかないのが強みです。非常に細かな部分まで肉抜きされていて、徹底的に軽量化されていながら、シェルが軋んだりたわまないような工夫もされています。
SoraからSora V2で形状が微調整され、つかみ持ちに最適化されました。本体後部のコブが丸みを帯びたことで手のひらへの収まりがよくなったので、軽さも相まって、手と一体化する感覚が得られます。サイドの形状は指先が引っかかりすぎないちょうどいい塩梅になっていて楽に持てます。
コーティングはしっとりとしていて程よく滑りづらいです。クリック感は鋭くてオンオフがはっきりとしています。とても使い心地が良いです。
ポーリングレート8000hzに対応予定ですが、8Kドングルがいつまで経っても発売されないので少し心配ではあります。(同工場で生産されていると思われるSprime PM1の8Kドングルも遅延しているので、何かあったのかもしれない)
5位:Sprime PM1

待望のG703クローン。厳密にはG703よりも少しだけ背が低いです。とはいえそれなりに大きいのに、穴無しで44グラムの超軽量設計を実現しています。シェルは不思議なくらい頑丈で、強く握ってもたわんだり軋んだりしません。表面のコーティングもよく、指や手のひらが滑りません。
がっつり被せ持ちだったり、被せ持ち気味に指を伸ばすような持ち方と相性が良いです。
ポーリングレート8000hzに対応予定ですが、8Kドングルがいつまで経っても発売されないので少し心配ではあります。(同工場で生産されていると思われるNinjutso Sora V2の8Kドングルも遅延しているので、何かあったのかもしれない)
Endgame Gear OP1 8K

つかみ持ち向けマウスに定評のあるEndgame Gearが開発した新形状 OP1。やや小ぶりなサイズ感で、とにかく細いのが特徴です。サイドに指が引っかかるような角度もついていないので、好きな場所に指を置いて自由に持ち方を決められます。指先を使って細かく動かしやすいのが強みです。
無線版のOP1weは本体重量が58gとそこまで軽くなく、クリックも固いのが難点でしたが、こちらは50.5gと軽量で、クリックも軽くて押しやすいです。もともとOP1の形状が好みな人なら、有線にカムバックするのもありかもしれません。
クリック遅延がほとんどないのも話題になりました。実際に測ってみると約0.07msと、ほぼリアルタイムで反映される状態でした。
今さら有線マウス…?と思う人も少なくないと思いますが、フルスペックで14,000円という価格の手頃さ、バッテリー消費を気にせずに高ポーリングレート設定が使えるなどのメリットもあるため、人によっては無線マウスよりも良い選択肢になる可能性があります。
VAXEE XE-S Wireless

作り込みの丁寧さに定評のあるVAXEEですが、どのマウスも重たいのが人を選ぶ要因となっていました。最新作のXE-Sではシェルの剛性やコーティングはそのままに60gまで軽量化することに成功しており、軽いマウスを好む人でも手に取りやすい仕様となっています。
最近になって解禁されたPixArt PAW 3950センサーを搭載しています。筆者が行った検証では、目に見えるほどパフォーマンスに大きな違いはありませんでしたが、マウスをゆっくり動かしている間も高いフレームレートが維持され、高ポーリングレート設定時にカーソルの動きの滑らかさを体感しやすいことを示す結果となりました。
XEがそれなりに大きかったのに対し、このマウスは一回り小さく、手にすっぽりと収まるサイズ感。ゆとりが出やすく、指先で細かく動かしやすいです。幅が広くて平べったい左右対称マウスは意外と珍しく、他にはない絶妙な形となっています。程よくくびれていて、つまみ持ちにも合います。
XE Wirelessはクリックがふにゃふにゃとしていて誤爆しやすかったのですが、このマウスでは改善されています。
G-Wolves HTR 8K

つまみ持ちのために設計されたマウスです。手のひらに当たる部分はすべて取り除かれています。G-Wolvesは過去にHSKというつまみ持ち専用マウスを出していますが、このマウスが決定的に異なる点は、持ち心地が重視された左右非対称デザインになっていることです。
後部の背が高くなっていて、持ち方を少し調整すると指の付け根でも支えることができます。指先のみでつまむよりも安定感が出るので、好みに応じて選択できます。ここまで小さくても色々な持ち方を試せるのは素晴らしい。個人的にはつまみ持ち向けマウスで最も優れていると思います。
G-Wolves HTS+ 4K

とにかく形が良いです。G PRO X SUPERLIGHTの全長を少し短くして、サイドを程よくくびれさせたような感じ。真ん中に高さがあるマウスが好みな人、G PROの後ろ端が長すぎて余計だと感じる人におすすめです。
直近のファームウェアアップデートでポーリングレート8000hzに対応し、8Kドングルが同梱されるようになりました。
G-Wolves HTX 4K (HoneyComb)

たとえるならZOWIE FK2を一回り小さくしたような形です。ここまで平べったいマウスは少ないです。サイドもしっかりとくびれています。とにかく平べったいマウスを探している人におすすめです。
Razer DeathAdder V3 Pro

大きめのエルゴノミクスマウスを探しているならこれがおすすめです。
以前までは表面が滑りやすかったのですが、最近になってグリップ力の高いコーティングに変更され、さらに使いやすくなりました。
BenQ ZOWIE U2

つかみ持ち向けマウスの中で一番良い形をしていると思います。なかなか既存のマウスでは例えづらいのですが、強いていうならEndgame Gear OP1weを一回り大きくして丸みを持たせたような形です。手のひらのホールド感は強めで、指先は引っかかりすぎない感じ。手全体へのフィット感もありながら、細かいエイムをするための適度なゆとりがあり、とても良い塩梅になっています。
ZOWIEは製品の作り込みに定評があり、U2もシェルの剛性やコーティングはそのままに60gまで軽量化されているため、そういった部分を重視する人はかなり気に入ると思います。
超軽量マウスが続々とリリースされており、既に60gだと重たすぎるという感覚を持っている人も少なくないと思いますが、それでもつかみ持ちユーザーなら一度は試してみる価値のある形状だと個人的には感じています。
Lamzu Thorn

ミディアムサイズで軽量な左右非対称マウスならこれがおすすめ。
このマウスはしっくりとくる持ち方をいくつも見つけられる万能な形をしています。親指側の窪んでいる部分が真ん中辺りにあるのがポイント。こういうシルエットだとかぶせ持ち向けのマウスだと思われがちですが、このマウスは指を立てる持ち方とも相性が良く、浅めのつかみ持ちにも合います。
VGN Dragonfly F1 Pro Max

第一線を張っているマウスと同じようなスペックで1万円を切ります。安すぎて怪しさすら感じますが、クオリティが高く、致命的な欠点はありません。VGNは中国国内で高い売り上げを誇る人気のメーカーで、昨年ごろから日本でも名前を見かけるようになってきました。
コストパフォーマンスに優れた製品で、価格を重視したい人におすすめできます。無理に高価な製品に手を出さなくても、まずはこれから試してみてもいいんじゃないかな?とすら思えてしまいます。
読んでおきたい記事
持ち方別のおすすめゲーミングマウスはこちら。
コスパの良いゲーミングマウスをまとめた記事はこちら。「価格が安い分、何かしら妥協しなければならない」と考えてしまいがちですが、目立った欠点のないものも増えてきています。
ゲーミングマウスが決まったら、それに合ったゲーミングマウスパッドを選んでみましょう。
ゲーミングマウスパッドは種類によって滑り性が異なります。滑りを重視したいならスピードタイプを、制御しやすいものを探しているならコントロールタイプといったように、自分に合った操作性のものを選びましょう。以下の記事ではおすすめのゲーミングマウスパッドを紹介しています。


How about Xanova Mensa Pro that you review before? any thoughts about them?Very informative to pick which the best we should go
2021年最新版って怪しすぎやしません?。
Model0-のAmazonリンクがg703の物になっているようです
一覧表のRazer Viper Ultimate「有線」になっちゃってます。
ADEZ (ザデズ) ゲーミングマウス GT-613M 有線ゲーミングマウス 人間工学的プログラム可能なマウス ブラックライトLED 7つのファンクションキー DPI 1000Hz Windows PCゲーマー向け – ブラック
このマウスが気になって夜も寝れません
StormBreaker、今4000Hz出ますよ
G PRO X SUPERLIGHT 2クリックフォース98.4gでマジで硬いですね
前モデルは65gなのになんでそんなに硬くしちゃったのかな?
マトリクス上だと、Lamzu Atlantis Mini Champion Edition 8KとScyrox V8がMサイズって表記になっているのは誤植かな・・・?(個別ページだとSサイズって書いてあるような。)
sora v2の8kドングルはふもっふのお店で販売開始されてますよ